エースコックベトナムとVina Kraft紙は、拡大生産者責任（EPR）を実施し、環境保護への取り組みを約束

生産者および輸入業者の拡大生産者責任（EPR）規定を受け、エースコック・ベトナム株式会社とVinaクラフト紙有限会社は、2024年に紙パッケージの回収・リサイクルを協力して行うための協定調印式を開催しました。このイベントは、両社が環境保護へのコミットメントを果たすうえでの重要な一歩となります。

ベトナム環境保護法2020および環境保護法実施に関する政令No.08/2022/NĐ-CPに基づき、2024年1月1日より、乾電池・バッテリー・潤滑油・タイヤ・包装材（プラスチック、紙など）を製造・輸入する事業者は、消費者が廃棄した後にこれら自社商品や包装のリサイクル責任を負うことが求められます。EPRは、ベトナムの循環型経済構築における注目すべき政策の一つであり、EPRの実施は単なる義務であるだけでなく、企業にとってより持続可能な発展へのチャンスでもあります。

本政策が施行されてほぼ1年が経過した現在、対象となる企業の多くが自社に適したリサイクル責任の履行方法を選択し、実施しています。

エースコック・ベトナム株式会社 上級部門ディレクター兼管理・人事ディレクターのファム・ヴァン・ナム氏が調印式で発言。

調印式にて、ファム・ヴァン・ナム氏（エースコック・ベトナム株式会社 上級部門ディレクター兼管理・人事ディレクター）は、次のように述べました。「1993年の設立以来、エースコック・ベトナムは、一貫して“おいしさ、便利さ、安全、健康、健全”という価値を持つ食品と、世界中のお客様に幸福をお届けするという使命に取り組んできました。“COOK HAPPINESS”というコアバリューのもと、私たちはお客様、従業員、社会に幸せをもたらしたいと考えています。

昨今では、持続可能な発展を企業活動全体の重要な要素と位置付け、持続可能性を目指す一連の活動を生産プロセスや経営管理に取り入れ、自然資源の保護と環境への影響低減に取り組んでいます。

EPR政策の実施は、エースコック・ベトナムが法規制を遵守するだけでなく、環境保護や廃棄物削減への強いコミットメントを示すものです。このような方法を通じて、企業価値の創造だけでなく、コミュニティや社会の持続可能な発展にも寄与することを目指しています。これは、日々発展するベトナム社会に対する私たちの責任を明確に示す重要な一歩です。

SCGPベトナム地域ディレクター兼Vinaクラフト紙有限会社ゼネラルディレクターのSompob Witworrasakul氏。

この考えに賛同し、SCGPベトナム地域ディレクター兼Vinaクラフト紙有限会社ゼネラルディレクターであるSompob Witworrasakul氏は次のように述べました。「ベトナムは、グリーントランスフォーメーション推進に向けて様々なプログラムを展開しており、グリーン経済実現のためのロードマップにはEPR政策も含まれています。EPRは持続可能なビジネスを実現する機会です。EPR導入により、企業は世界の市場で高まる環境配慮型製品への顧客ニーズに応えることが可能になり、ベトナム製品はグローバルなバリューチェーンへの参入機会を得るでしょう。」

両社代表は、生産者拡大責任の履行に関する協力覚書に署名しました。

Sompob Witworrasakul氏はさらに次のように語りました。「エースコックはグローバル企業であり、2024年にエースコック・ベトナムのEPRプログラムに参加できることを大変光栄に思います。私たちの技術とコミットメントによって、このEPRプログラムを成功裏に展開できると強く確信しています。」