エースコックベトナム、食品安全局およびベトナム女性連合会と引き続き連携し、食品安全と適切な栄養に関する専門セミナーシリーズを開催

ベトナムの即席めんメーカー最大手であるエースコックベトナム株式会社は、引き続き食品安全局および全国8省の女性連合会と連携し、全国のベトナム女性連合会会員を対象とした専門セミナーシリーズ「食品安全と適切な栄養」を開催します。

このセミナーシリーズは、ベトナム女性連合会会員の食品安全と栄養に関する知識向上を目的としており、それを通じて、健康的で科学的、かつバランスの取れたライフスタイルに対する地域社会の意識向上に貢献します。セミナーは2024年5月から6月末にかけて、全国8つの省・市（ハノイ、ダナン、クアンガイ、カインホア、ビンズオン、ベンチェ、ビンロン、チャービン）で開催され、2,000人以上の女性会員の参加が見込まれています。

有益で実用的な情報を提供したいとの思いから、セミナーシリーズの主な内容は、著名な専門家が直接共有する食品安全衛生と栄養バランスに関する知識が中心となります。内容は以下の4つのパートで構成されます。第一に、安全な食品の選択、適切な食品保存、衛生的な食品調理に関する知識の向上。第二に、毎日の食事における栄養素の必要量に関する情報の提供。第三に、栄養バランスの秘訣としての「4-5-1」栄養法則の共有。そして第四に、食品と栄養に関するよくある誤解の解消です。

セミナーでは、食品安全局の専門家がベトナムにおける食品安全の現状、健康、社会経済開発、地域社会に対する食品安全の役割について共有しました。また、元国立栄養研究所副所長であるレー・バック・マイ人民医師・准教授・博士は、毎日の食事における各年齢層に適した栄養に関する情報を提供・共有し、炭水化物や脂質を避ける、不正確な噂を信じて食品をボイコットするなど、多くの人が抱きがちな食品と栄養に関する誤解について分析しました。レー・バック・マイ人民医師・准教授・博士は、「悪い食品はなく、悪い食事があるだけ。間違った食べ方をすれば不健康になる」と強調しました。あれこれ心配したり、特定の食品を食べるのをためらったりするのではなく、自分自身と家族のために栄養と食品に関する十分な基礎知識を身につけ、バランスの取れた適切な食生活を実践すべきだと述べました。

専門家がセミナーで食品と栄養に関するよくある誤解について共有する様子

セミナーではまた、栄養バランスの取れた食事で日々の健康を増進するための秘訣として、「4-5-1」栄養法則が参加者に提案されました。具体的には、シンプルな「4-5-1」法則とは、食事がまず4つの要素を達成する必要があることを意味します。それは、エネルギー産生栄養素3グループ（炭水化物・脂質・タンパク質）のバランス、動物性タンパク質と植物性タンパク質のバランス、動物性脂肪と植物性脂肪のバランス、そしてビタミンとミネラルのバランスです。そして、食事の多様性を確保するため、「4-5-1」法則は主要な8つの食品群を提案し、人々がその中から5つのグループを柔軟に選び、メニューを積極的に変更・刷新できるようにしています。最後に、一つの食事または日々の栄養は、上記の原則に従って各栄養素群と食品群を調和的に組み合わせる必要があり、調理する食品を選ぶ際にも、生鮮食品か加工食品かにかかわらず、安全な食品を選ぶことに注意が必要です。

エースコックベトナムの代表者は次のように語りました。「社会的責任を重視する企業として、食品安全局および8省の女性連合会と連携してこのセミナーシリーズを開催することは、私たちにとって非常に意義深いことです。これは、地域社会の栄養意識向上のための情報発信におけるエースコックベトナムの積極的な姿勢を示す実践的な活動の一つであり、当社の持続可能な開発目標の達成、ならびに当社の核心的価値である3つのハッピー（ハッピーコンシューマー、ハッピーソサエティ、ハッピーエンプロイ）の実現に貢献するものです。」

2024年末までに、このセミナープログラムは全国22の省・市で開催されており、今後さらに拡大していく予定です。